6月16日（金）、福島県西白河郡の株式会社長谷川機械製作所様の白河工場と
福島県白河市の株式会社サクラテック様の工場見学会を開催いたしました。

最初は株式会社長谷川機械製作所へ訪問いたしました。

冒頭に、長谷川社長より長谷川機械製作所の成り立ちをお話いただきました。

「大は小を兼ねない」のスローガンを掲げ、創業時より一貫生産の小型工作機械メーカーである長谷川機械製作所様。

基本技術にも忠実で、機械加工以外では手作業による仕上げ作業「きさげ」や最終工程の組付け、動作確認など行う様子を皆様興味深く見ていました。

また超小型精密NC旋盤「P15」は目の前にすると本当に小さく、幅が肩幅程度しかありませんでした。しかし重心がしっかりしている為、ブレずに寸法が出せるのだと、作業者目線の声がありました。

最後にデモンストレーションスペースでは、今後主流となる協働ロボットを利用したCNC旋盤のデモ機が注目を浴びていました。

次に、試作から量産まで、複雑形状の切削加工や様々な加工をワンストップで対応されている株式会社サクラテック様に訪問しました。サクラテック様では新工場の無人化を目指しているという櫻岡社長のお話のもと、1人で8台の切削加工設備を管理する工場内を見学いたしました。

マシニングセンタはロボットによる自動化や2面パレットで効率的な作業が施され
作業者の方々の動きにも無駄がないと参加者も感心されていました。

両社質問が活発に飛び交い、機械の専門的な問いから営業への質問まで真摯にお答えいただき、参加者の皆様にとって多くの学びとなる見学会でした。

また、この度の見学会では見学先の両社からも双方の見学に参加いただき、活発な意見交換もなされ、地元企業同士の結束が更に高まった1日となりました。